ゴルフの歴史を彩る名プレーヤーの数々

男性ゴルファーがスイングをしているイメージ

様々な名プレーヤーを紹介します!

世界中の人々に愛されるスポーツ、ゴルフ。ゴルフの起源は定かではありませんが、ヨーロッパの古い絵画の中には、ゴルフをしているような風景が描かれたものが残されています。また歴史家の中には古代ローマ帝国時代に、先の曲がったスティックで羽毛を皮で包んだボールを打って遊んだゲームが起源だという人も。いずれにしても、歴史あるスポーツということには間違いないようです。

世界ゴルフ殿堂に殿堂入りした伝説のプレーヤー

ウォルター・ヘーゲン

そんなゴルフの歴史を彩る名プレーヤーの数々。ゴルフにおいて顕著な活躍をした選手は世界ゴルフ殿堂に登録されます。殿堂入りした選手達を見ていくと、最初は1951年にアメリカのパッティー・バーグ氏が殿堂に。また競技ゴルフを確立したひとりといわれるアメリカのウォルター・ヘーゲン氏も選ばれています。ヘーゲン氏はプロとして最初に生涯獲得賞金100万ドル以上を達成した選手といわれています。

ジャック・ニクラス

また史上最高のゴルファーといわれるのが、ジャック・ニクラス氏。1960年代から1990年代にかけて活躍し、ゴルフをメジャーなスポーツにした第一人者でもあります。圧倒的な強さと、トレードマークの金髪で「ゴールデン・ベア」ともいわれ、日本では「帝王」とも呼ばれるほど強い選手で、通算獲得ランキングは歴代1位を保持しています。また日本にはジャック・ニクラス氏が設計したというゴルフ場が多数点在。自然を活かしたレイアウト、戦略性の高いコースは世のゴルファー達を魅了し続けています。

アーノルド・パーマー

ジャック・ニクラス氏と同年代に活躍したのが、アーノルド・ダニエル・パーマー氏です。アメリカ出身のプロゴルファーで、全米オープンや全英オープン優勝の経歴を持つ有名な選手のひとりです。パーマー氏はテレビ時代の最初のスターゴルファーとしても活躍、競技スポーツとしてのゴルフの魅力をより多くの人々に伝えたといわれています。

日本プロゴルフ殿堂に殿堂入りしたレジェントプレーヤー

宮本留吉

日本にも独自の「日本プロゴルフ殿堂」と呼ばれる組織があります。ここで最初に殿堂入りを果たしたのが、日本オープンで最多6勝を築いた宮本留吉氏、昭和29年には日本人プロ初の海外遠征として海外遠征を決行、ハワイアンオープンに参戦。また昭和32年には単身で全英オープンに出場し、見事に日本人初のメジャーを獲得しています。

二瓶綾子

女性プロゴルファーにも殿堂入りを果たした人はいます。その中のひとり、二瓶綾子さんは黎明期の女子プロゴルフ界を牽引してきた立役者のひとり。まさに日本の女子プロゴルフの草分け的存在のひとりといえるでしょう。

樋口久子

さらに全米女子プロ選手権で日本人初のメジャー制覇を果たした樋口久子さんもレジェンドのひとり。また同じく全米女子ツアーで優勝を飾り、1987年にはアメリカ女子ツアーで4勝を達成し、アメリカ人以外で初めて賞金女王に輝いた岡本綾子選手も知らない人は少ないのではないでしょうか。

青木功

日米欧豪のツアーすべてで優勝を果たした青木功氏も有名な選手のひとり。さらに体の大きさを活かしたスケールの大きなゴルフで「ビッグ・スギ」と愛称が付いた杉本英世氏も有名な選手です。こうしたレジェンドの選手達が、今のゴルフ界の礎を築いてきたといっても過言ではありません。