どうしても断りたい・・・そんな時は

上手な断り方

忘年会、断り方を間違うと大変な自体になる事も多いが・・・

昔から宴会が苦手、もしくは嫌な同僚や上司と一緒に酒を飲みたくない……さまざまな理由で忘年会を欠席したい人もいるだろう。特に新人や若手社員なら、芸などもやらされることが多く、ますます出席したくない気持ちになる。しかし、通常の飲み会と違って、忘年会となるとなかなか断りづらいもの。ましてや部署や会社全体で忘年会、となるとなおさらだ。

でもやっぱり断りたい、どうしても出席したくない、そんな人に忘年会の上手な断り方を伝授したい。

断る時は低姿勢で相手の顔を立てよう

王道は「都合が悪い」という断り方だ。一見、乱暴のように思えるが、あれこれ言い訳がましく理由を考えなくてもいいので、実は一番無難だったりする。しかしこの場合、大切なのは言い方だ。さも当然というように「都合が悪いので」というのでは悪印象。「すみません、どうしてもその日は都合がつかず……」など、あくまでも平身低頭にいうのが大切だ。本当は出席したいのだけれど、どうしても都合が悪い、という姿勢で望めば、幹事も納得してくれるだろう。

反論できない断りの定番、冠婚葬祭

次に多いのは、冠婚葬祭を理由にしたものだ。新人や若手社員なら、「すみません、実はその日、友達の結婚披露宴なのです」というのが手だ。結婚式は前からわかっている慶事であり、ましてやこちらの都合ではいかんともしがたいこと。欠席の理由にはちょうどいい。

ちょっと年輩なら、法事や葬式を理由にするのも手だ。「祖母の法事と重なってしまいまして……」や、「近所で親しくしていただいていた方が突然亡くなられて、お葬式に出なければいけない」など。特にお葬式の場合は予期せぬ出来事なので、会社や幹事も「しょうがない」という気持ちになるに違いない。ただし通夜やお葬式の場合は、あくまでも忘年会直近の日にちでいうこと。当たり前だが、人の不幸は突然起こるものであり、前々から予定の立つものではないからだ。また、今年はこれでなんとか欠席できても、そうそう何回も使えない方法だということも理解しておこう。

先約を入れることや家族の理由も有効

事前に有給を取り先手を打つ強者も

数日前から有給を取り、思い切って旅行にでかけるという人も少数だがいる。「何も忘年会があるのにわざわざでかけなくても」とさまざまなことをいわれる会社も多いだろう。しかし、忘年会が決まる前から計画を立てていた、申し込んでいたといえば、誰も咎めることはできない。「風邪をひいて体調が悪い」というのも常套句だ。バレやすいから、といって2、3日前から具合が悪そうにする、という人もいる。あとは「3日ぐらい前から口内炎ができていて、飲み食いができない」というのもいい。飲み食いができないのに忘年会に出席しなさい、という酷な人はいないはずだ。

家庭の事情も使いやすい

家族の理由も通用するだろう。「妻が熱を出して、子どもの面倒をみなくてはいけない」あるいは「母の体調が思わしくなく、家の用事をしなくてはならない」などはもっともらしい理由だ。子どもがいる人なら、子どもが風邪をひいた、子どもの用事があってどうしてもいかなくてはならないというのも有効。

どんな理由にするにしても、はっきりということがポイントだ。「自分はこういう理由があって、どうしても行けない」という意思を伝えることが重要。「もしかしたら行けないかもしれません」などと曖昧ないい方をすると、幹事も一応出席の頭数に入れる場合がある。この場合、後から会費の支払いなどでトラブルになることもあるので、行けないということをしっかり伝えておきたいものだ。

人を傷つけないための嘘もある?

どうしても嘘がつけない、また正々堂々としていたいという人もいるだろう。しかし「行きたくない」という一言は、後々の人間関係を考えたらできれば言わないほうがいい。嘘も方便ということわざがあるように、誰もが気分よく円満にその場がおさまるために時には必要だ。

出典・参考
matome.naver.jp/odai/2135350099169391501