みんなが楽しめる料理を選ぼう

忘年会の料理

みんなから喜ばれる喜ばれる忘年会の料理とは

忘年会の幹事を任されると、人数の把握から店選び、当日の余興の手配まで何かと決めることが多くて大変だ。特に料理のチョイスは、年代や性別によって好みも違うので頭を悩ますところだろう。いつもの少人数での飲み会でも料理を選ぶのは難しいから、大人数の忘年会となればなおさらだ。

参加者の年齢や性別に合わせて選ぶ

忘年会の料理の選び方で最初に気をつけておきたいのは、参加する人の年齢や性別に合わせてバランスの良い料理を選ぶことだ。例えば会社や部署でも、比較的男性が多い、あるいは男性ばかりの忘年会ならボリューム感がある料理がいい。例えば焼肉や、鍋のコースでもがっつりとしたキムチ鍋やすき焼きなどある程度肉系のほうが喜ばれるだろう。忘年会ではつい酒に走ってしまい、料理はなかなか食べられないという男性社員も多く、後から気がついたらお腹が空いていたという声もよく聞く。そういう人のためにも、一次会でのボリューム満点の料理チョイスは大切だ。

女性社員に合わせて選ぶ

反対に女性社員が多い場合は、ヘルシーなメニューが多いものを選ぶ必要がある。野菜サラダがたっぷりついてくる、あるいはコースの料理に野菜がふんだんに使われている、といったものが比較的好まれるだろう。女性だけではなく、年輩の社員や上司もあるいはこの類に入るかもしれない。また女性は焼肉の食べ放題などいわゆる“1点大盛集中型”の料理より、小皿でちまちまと味わえる“ちょっとずつ種類は多め型”のほうが好きだ。コース料理を選ぶときもそういう配慮は必要だろう。「男性には少し物足りないのでは…」と懸念するようなら、メインに野菜のチーズフォンデュや魚のグリル、あるいは野菜たっぷりの鍋のあるコースを選んでみてはいかがだろう。これなら男性社員でも満足するだろう。

事前に入念な下調べも大事

忘年会参加者にアンケートを

またひとりひとりの好きな食べ物や嫌いなものを聞くというのは大変なことだが、忘年会の料理選びにはある程度考慮したいもの。それにはアンケートがおすすめだ。「和食、洋食、中華どれがいいか?」「コースは食べ放題がいいか?」「どうしても食べられないものやアレルギーのものはあるか?」など内容はおおまかでいい。先にある程度みんなの意見を聞いておけば料理選びの参考にもなる。特にアレルギーは、体の具合に関わることなので気をつけたい。せっかく会費を払ったのに、食べられる料理、あるいは食べたい料理がひとつもなかったと後でクレームをいわれるよりは、事前にこうした手配をしておいたほうがよさそうだ。

忘年会試食プランを活用しよう!

たとえ料理の見た目が豪華で皿数も豊富だったとしても、味がイマイチでは幹事としての評判が下がってしまう。そんな時にぜひ活用したいのが「忘年会試食プラン」だ。「えっ?そんなのあるの?」と思う人も多いだろう。最近ではホテルをはじめ、大手の外食チェーンが運営する店などで忘年会料理の試食が行われているのだ。参加費はもちろん格安で、実際に忘年会で提供されるコース料理の一部もしくは小さめのポーションですべてを味わえる。中には料理のレシピ公開や、料理長による内容の説明などを行う店もあり、幹事にとってはチョイスの参考になる。またホテルなどでは応募型の無料試食会を行うところもあるので、こちらもぜひ活用したい。

会費に見合うような料理を選ぶべし

最後に大切なことは料理の値段だ。例えば4000円の会費の場合、それに見合うような内容かどうかを見極めることが大切。おいしい、まずいや料理の内容より、会費と料理とのバランスに不平不満を持つ人は案外多いもの。「今年の忘年会は高いわりに料理内容がよくなかった」と後から上司や同僚にいわれないためにも、じっくりと内容を検討しておくことが必要だ。またドリンクも重要。飲み放題にはどんなものが含まれているのかだけでも気をつけよう。ビールの場合、意外と生ビールは飲み放題対象外という店も多い。忘年会乾杯と言えば生!という風習がある会社なら特に気をつけたいものだ。

出典・参考
http://pinez15.com/449.html
http://cooking.gnavi.co.jp/detail/g794000/007257_g794000.html